果実を育てるガーデニング〜ユスラウメ
ユスラウメ
ユスラウメ
バラ科 落葉樹
実をつけさせるポイント
自分の花粉で実をつけるが、筆先を花の中で回し授粉するといっそう着果がよい。
種類と品果
細い枝に鈴なりにつく実は愛らしく、昔から観賞樹としても2mと小柄で、狭い庭にも向く。
1種類だけで品種はないので、赤実、白実のどちらかを実の色の好みで選ぶ。
上手な育て方
病害虫が少なく、栽培しやすい。
植えつけ
3〜4月、5〜6号鉢に植える。用土は赤玉土6、腐葉土3、砂1。庭植えは土質を選ばないが、乾きぎみの場所を好む。
水やり
乾燥には強く、逆に水やりの回数が多すぎると元葉が黄色くなって落葉するので注意。鉢土の表面が乾いたのを目安に水をやる。庭植えでは水やりの必要はない。
肥料
植えつけ1ヵ月後、玉肥を3〜4個鉢の周りに埋め込む(以後、毎春)。庭植えは1〜2月、株の周囲に肥料Aをばらまき、浅く耕して与える。
病害虫
枝にカイガラムシがつく程度。
実をつける管理
自分の花粉でよ実をつける。筆先で授粉すればなおよい。鉢植えでは実のつきすぎた枝を適当に摘果。
実がつかない理由
前年の摘果不足で、実がつきすぎた場合。
樹形づくり
鉢植えでは模様木風やスタンダード仕立てに。枝は曲げやすいので6〜7月に針金をかければ、いろいろな樹形ができる。また、6〜7号鉢に赤、白両種の根元寄せて植えるのもおもしろい。庭植えでは2〜3本の主枝で杯状に仕立てる。
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果実を育てるガーデニング
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