果実を育てるガーデニング〜オレンジ類
オレンジ類
オレンジ
ミカン科 常緑樹
実をつけさせるポイント
夏ミカンなどの花粉で人工授粉したり、ジベレリン1万倍液を散布したりするとよい。
種類と品種
原産はインド東部で、冬暖かく、夏は涼しく雨の少ない気候を好むが、鉢植えにすればどこでも栽培可能です。ただし、庭植えは神奈川県以西の雨の少ない暖地に限られます。
ミカン類の中でいちばんおいしいワシントンネーブル、ワシントンネーブルより寒さに強く、育てやすい福原オレンジ、香りの強い実が6月に熟すバレンシアオレンジ、以上の3種のうちから選ぶといいでしょう。
育て方のポイント
寒さに弱いため、じょうずに冬越しさせること。鉢植えは10月下旬から室内にとり込んで0度以下にならないようにする。庭植えの場合は降霜期以前にコモなどで木全体をおおって霜よけをする。
植えつけ
3〜4月にミカン類の苗専門店から通信販売で苗を購入し、ウンシュウミカンと同じ要領で植えつける。庭植えは風の当たらない、暖かな日だまりを選ぶ。
なお、樹形づくり、水やり、肥料、病害虫についてはウンシュウミカンと同様。
実をつける管理
@授粉しなくても実はつくが不安定なので、夏ミカンなどの花粉で人工授粉する。
A自然落果を防ぐため、ジベレリン1万倍液を満開2週間後の幼果に散布する。
B寒さによる落果を防ぐため、2.4−D5万倍液を12月下旬に散布する。
実がつかない理由
自然落果や寒さによる実の落下がはげしい場合。
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果実を育てるガーデニング
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