果実を育てるガーデニング 〜花、葉、香り、実った果実、楽しみが一杯の家庭果樹園はいかがですか?
収穫できた果実は、そのままいただくも良し、ジャムを作ったり、ケーキにしたり!楽しみ方も一杯です!

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果実を育てるガーデニング〜アケビ、ムベ


アケビ、ムベ

アケビムベ

アケビ科 落葉樹、常緑樹


実をつけさせるポイント
アケビは自分の花粉で実がつかないので、アケビ、ミツバアケビ相互間で人工授粉。

種類と品種
アケビは寒さに強いツル性の落葉樹で、秋に長楕円形で淡紫色の実がなり、熟すと裂け、果肉は甘く食べられます。木部を漢方で木通(もくつう)といい、薬用として使われます。また、ツルはかごを編む材料になります。ムベは、関東以西に多く自生し、小葉が7・5.3とつくおめでたい木です。
五枚の小葉をつけるアケビ、縁が波うった三枚の小葉をつけるミツバアケビのほか、フタエアケビ、シロバナアケビ、アオアケビなどの花変わりがあります。ムベは1種類だけです。

育て方のポイント
実を食べたあと、残った種をまいても3〜4年で花が咲き、実をつける。
○植えつけ
植木市で山どり物や鉢植えを購入し、3月に、6〜7号鉢に赤玉土6、腐葉土3、砂1の混合土で植える。庭植えは土質を選ばず、半日陰でもよく育つ。
○水やり
鉢土の表面が乾いたらたっぷり水をやる。庭植えでは水やりの必要はない。
○肥料
植えつけ1ヶ月後、玉肥を3〜4個鉢の周りに埋め込む(以後、毎春)。庭植えは毎年1〜2月、溝を掘って肥料Aを与える。
○病害虫
丈夫で病害虫はほとんどないが、実をおかすうどんこ病、枝につくカイガラムシに注意する。
○実をつける管理
アケビとミツバアケビ間で人工授粉する。ムベは筆先で授粉。実がついたら1ヶ所に1〜2個残して摘果する。
○実がつかない理由
@開花期に雨が多かった場合。 A授粉しなかった場合。

樹形づくり
鉢植えはあんどん仕立てや懇崖、庭植えは棚・垣根仕立て、棒づくりなど。枝の剪定は春先、花芽を確認してから行う。



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果実を育てるガーデニング

よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。