果実を育てるガーデニング 〜花、葉、香り、実った果実、楽しみが一杯の家庭果樹園はいかがですか?
収穫できた果実は、そのままいただくも良し、ジャムを作ったり、ケーキにしたり!楽しみ方も一杯です!

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果実を育てるガーデニング〜モモ


モモ

モモ

バラ科 落葉樹


実をつけさせるポイント
花粉のない品種には他品種の花粉で人工授粉する。

種類と品種
一般的には果実が傷みやすいので、完熟前のものが出回っています。果汁をたっぷり含んだ本物の味を賞味するために、家庭でぜひ栽培したい果樹の一つです。
大別すると、普通モモと扁平な実をつける蟠桃(ばんとう)、ネクタリンの三つに分けらます。
普通モモは作りやすく、味のよい白肉の白鳳と大久保、蟠桃は花も美しい八重咲き蟠桃、ネクタリンでは黄肉の興津と秀峰を選ぶといいでしょう。これらはいずれもほうっておくと大柄な木になるので、庭植えでは3m以下の小柄な木に仕立てます。また、1m以下の小柄な矮性種にはボナンザ、ゴールデングローリーがあり、これらは小さなスペースでも育てられます。

育て方のポイント
モモには花粉のない品種(特に白桃系)があるため、自分の花粉で実をつけるものを選ぶのが先決。
植えつけ
3月、大柄な品種は6〜7号鉢、矮性種は5〜6号鉢に植える。用土は赤玉土6、腐葉土3、砂1。庭植えは日当たりがよく、地下水が地表1m 以下の場所を選んで植え、枝先を苗高の3/1ほど切り落とす。
水やり
乾燥には強く、逆に過湿に弱いのでやりすぎに注意。春から夏にかけて、晴れた日は毎朝、乾燥がつづく夏は鉢土が乾いていれば、夕方にも水やりする。庭植えでは水やりをしなくてもよい。
肥料
植えつけ1ヶ月後、玉肥を3〜4個鉢の周りに埋め込む(以後、毎春)。庭植えは毎年1月、溝を掘って肥料Aを与える。
病害虫
病気では葉や新梢をおかす縮葉病、害虫ではアブラムシとカイガラムシなどがつくことがある。
実をつける管理
前期の品種は自分の花粉で実をつけるが、異品種間で人工授粉すると、さらに実が確実につく。花後30〜40日目に葉のある枝についた形のよい実を残して摘果し、新聞紙(ネクタリンはパラフィン紙)の袋をかける。
実がつかない理由
@花粉のない品種の場合。 
A市街地で、昆虫がいない場合。

樹形づくり
鉢植えは6〜7月に針金をかけて模様木風に、庭植えは小柄な主幹形に仕立てる。花芽は前年に伸びた長い枝や短い枝の枝元から先端までつくので、1〜2月に枝の芽を確かめ、葉芽のついている枝先を少し切り縮めて姿をととのえる。



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果実を育てるガーデニング

よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。