果実を育てるガーデニング〜ビワ
ビワ
ビワ
バラ科 常緑樹
実をつけさせるポイント
筆の穂先を花の中で回すようにして人工授粉する。
種類と品種
高さ6〜7mの大木になるため、庭植えよりも鉢植えにしたほうがよい。
茂木と田中が代表種。その他、大きな実がつく瑞穂、早熟の長崎早生などがあります。
育て方のポイント
11〜2月に咲く花は寒さに弱いため、花が咲き始めたら鉢を室内にとり込む。庭植えでは冬暖かい場所でなければ実をつけず、東京付近では暖冬で実がついても、大きくておいしい実はとりにくい。
植えつけ
3月に苗を購入し、3〜4月、5〜6号鉢に赤玉土6、腐葉土3、砂1の混合土で植える。庭植えは寒風の当たらない場所であれば、土質を選ばない。
水やり
鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水をやる。庭植えでは水やりの必要はない。
肥料
植えつけ1ヶ月後、玉肥を3〜4個鉢の周りに埋め込む(以後、毎春)。庭植えは毎年3月、溝を掘って肥料Aを与える。
病害虫
大敵は実をおかすチョッキリゾウムシとヒメシンクイ。また、葉につくミドリオオアブラムシにも注意する。
実をつける管理
筆先で人工授粉するとよく実をつける。その後、3月に果形のよいものを残して小果、病害果などを摘果し、3月下旬から4月にかけて袋かけをする。
実がつかない理由
マイナス5度以下の気温が続き、幼果が凍死した場合。
樹形づくり
鉢植えは模様木風に、庭植えは側枝を誘引した高さ2.5mの半円形仕立てに。
スポンサードリンク
果実を育てるガーデニング
よろしければ、どうぞゆっくりご覧ください。