果実を育てるガーデニング〜カキ
カキ
カキ
カキノキ科 落葉樹
実をつけさせるポイント
雌花しかつけない品種は、他品種の雄花の花粉で人工授粉する。
種類と品種
甘ガキでは早熟の伊豆をはじめ富有、次郎、1樹に雌花と雄花をつける禅寺丸、渋ガキでは干しガキやさわしガキ(渋抜きをしたカキ)などにできる平核無、四溝などがあります。
育て方のポイント
花に雄花と雌花の別があり、1樹に雌花しかつけない種類は実つきが悪い。その場合は雄花をつける品種をもう1本植えるか、枝の一部に接ぎ木(高接ぎ)する。
植えつけ
細根の多い、よい苗を選ぶのが第一。12月に購入して仮植えしておき、3月、6〜7号鉢に赤玉土6、腐葉土3、砂1の用土で植えたあと、鉢高1、苗高1の割合で枝先を切る。庭植えは購入後日当たりのよい場所を選んでただちに植える。
水やり
春から夏にかけ、晴れた日は毎朝水をやる。庭植えは水やりしなくてもよい。
肥料
4月上旬に玉肥を4〜5個、鉢の周りに埋め込む(以後、毎春)。庭植えは毎年1〜2月、溝を掘って肥料Aを与える。
病害虫
病気では落葉病と炭疽病、害虫では実をおかすヘタムシに気をつける。
実をつける管理
雌雄異花のため、雄花をつける禅寺丸などの花粉を雌花に授粉する。
実がつかない理由
@雌花品種だけで授粉しなかった場合。
A結果した実がヘタムシに食害された場合。 B前年、摘果不足の場合。
樹形づくり
鉢植えは模様木風に、庭植えは主幹形に。花芽は枝先につくため、結果し始めたら、込み合った枝を間引く程度にする。
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果実を育てるガーデニング
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